ホテルの仕事といえばフロントやベルボーイなどをイメージしがちですが、お客様が快適に過ごせる環境を作る「客室清掃員」も欠かせない存在です。
ホテルに泊まった時など廊下ですれ違うこともありますが、客室清掃員はどのような仕事をしているのでしょうか?
今回はホテル運営を支える客室清掃員の仕事内容についてご紹介します。この仕事に向いている人の性格や、仕事を続けているうちに得られるメリットについてもチェックしていきましょう。
客室清掃員の仕事内容その①:ホテル客室の清掃
客室清掃員の基本業務として、お客様がチェックアウトした後の客室の掃除があります。
室内にあるゴミを回収し、テーブルや水回りなども汚れが無いように拭き掃除します。清掃を行っているうちにホコリが出てくることも考えられるので、掃除機がけは最後に行うのです。
客室清掃は一つひとつの作業内容だけでなく、「どれを先に片づけるか」という段取りも大切です。ルーティンワークを繰り返しながら、作業を効率化していくスキルを身に着けることができます。
客室清掃員の仕事内容その②:リネン交換
全体の清掃が終わったら使用済みのシーツやタオル、マットなどのリネン類を交換します。
ホテルの規模が大きければ大きいほど、交換するリネンの量も膨大なものになるでしょう。そのため客室清掃員は、担当した客室すべてをできる限り素早く回る必要があります。「接客業が苦手だが作業をテキパキと行える」という人にこそおすすめしたい仕事です。
客室清掃員の仕事内容その③:ベッドメイク
ベッドメイクは、客室清掃員としてのワザの見せ所です。
回数を重ねるごとに作業を効率化して、手早くきれいに仕上げることができるようになるでしょう。客室清掃の必須技術なので、こうした研修が充実している会社も多いです。
シーツや布団のセットをきれいに効率よくこなしていく、プロ級の家事スキルが身につくメリットがあります。
客室清掃員の仕事内容その④:アメニティの確認・交換・補充
客室清掃を行いながら、お客様が使った後のアメニティを交換・補充していきます。
シャンプーやリンス、歯ブラシなどの消耗品だけでなく、使用した湯飲みや食器なども交換します。
スリッパや椅子などはお客様が直してくださることもあるので、パッと見ただけでは配置の乱れに気づかないこともあるでしょう。こうした細かいポイントにも気を配れる、几帳面な方に向いた業務です。
客室清掃の仕事は、単に「家事スキル」の高さが求められる訳ではありません。
客室清掃が行える時間はあまり長くないため、仕事を一気に片づける「集中力」や、効率的に仕事をする「段取り力」も必要なのです。客室内の至るところをチェックして回るので、汗をかいて痩せやすくなる嬉しい副産物も付いています。
「こんなスキルを身に着けたい」「自分の性格が向いているかも?」と思った方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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